日本では1913年、服部時計店(現、セイコー株式会社)が国産初の腕時計「ローレル」を発売しています。
第二次世界大戦後、日本の時計技術は着実に進歩していきました。1955年には国産初の自動巻腕時計「セイコーオートマチック」が発売され、その後も「グランドセイコー」、「シチズン クロノメーター」など、スイス製の腕時計と比肩しうる精度の国産時計が続々登場しました。1964年には東京オリンピックの公式計時機器として、海外メーカーを抑え、セイコーの機械式ストップウオッチが採用されました。これを契機に日本製時計が世界的に認められるようになりました。
日本の主要な腕時計メーカーは、電子計算機分野から参入したカシオ計算機を除くと、すべて懐中時計や柱時計の分野から参入した企業です。大手ブランドのセイコーとシチズン時計、カシオのほか、1897年創業のオリエント(旧・吉田時計店。オリエントの名称は1951年から)が業績不振から現在はセイコー傘下にて存続しています。かつては1899年創業のタカノ (現:リコーエレメックス)(腕時計生産は1957年から)が存在したが、中京圏に本拠を置いたため1959年の伊勢湾台風で大被害を受けて業績が悪化し、1962年にリコーに買収されました。
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